記者サロン「障害に気づく 私から変える」
イベント概要
法律や制度の整備は進み、車椅子トイレも増えてきました。でも、車椅子で入るとドアが閉められない、車椅子の向きすら変えられない。せっかくの設備なのに、車椅子では使えない残念なトイレも珍しくありません。
一方で、旅行者にもベビーカーにも優しい駅のエレベーター。ある駅に初めてエレベーターがついたのは障害がある子どもを支える家族や教師たちの戦いがあってのことでした。いまは当たり前の設備でも、当初は反対意見も強かったそうです。
マジョリティーの当たり前ではなく、みんなの当たり前になるように。
エレベーター設置運動にも関わり、当事者としても長く活動してきた藤井克徳さん、40代の働き盛りで歩行に困難を抱えるようになった記者らが語り合います。その中から、これからを考えるヒントや種を見つけられたら、と思っています。
※事前収録したものを配信します。
※2026年4月30日(木)20時の締め切りまでにお申し込みいただくと、4月30日(木)23時59分まで何度でもご覧いただけます。
出演者
出演者
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藤井 克徳(ふじい・かつのり)さんNPO法人日本障害者協議会(JD)代表。1949年生まれ。先天性弱視から全盲に。養護学校教諭、精神障害者の作業所所長などを経験。国連の障害者権利条約の批准に向けた法整備などにも携わった。著書に「わたしで最後にして ナチスの障害者虐殺と優生思想」「障害者とともに働く」「えほん障害者権利条約」など。 -
竹石 涼子(たけいし・りょうこ)1994年入社。浦和支局、青森支局などを経て、本社くらし科学医療部記者・本紙書評委員。基礎科学や基礎医学分野を中心に、科学記者歴は20年以上。「科学技術・生殖技術とわたしたち」などをテーマに長く取材し、講義なども少しばかり。2018年に受けた手術後、働き盛りで長く休職を余儀なくされ、5年近い車いす生活を経て、杖歩行に。復職後は思うようにならない体や体力低下と葛藤しつつ、科学、いのち、食などを幅広く取材中。 -
田中 聡子(たなか・さとこ)2006年入社。盛岡総局、甲府総局、文化くらし報道部、オピニオン編集部を経て、現在はくらし科学医療部記者。特に専門分野も持たないまま、記者20年目を迎えました。最近は「みんながもう少しのんびり生きていくためにはどうしたらいいのか」が気になっています。「共生」について考えるくらし面2026年新年企画でとりまとめを担当しています。
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オンライン配信期間
2026年2月6日(金)17:00〜
2026年04月30日(木)
23:59
※イベント自体は1時間ほど。配信期間内に何度でも視聴できます
申込締切
- 2026年4月30日(木)20:00
対象
- デジタル版有料会員
視聴料金=会員料金のみ
※紙面購読者の方は、新聞の告知欄に掲載される別のWebページから無料でお申し込みできます。2025年12月14日の朝日新聞朝刊・記者サロン面の告知をご確認ください。
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