記者サロン「フィンランドで考えた ナショナリズム・歴史・移民」

イベント概要
社会学者の朴沙羅さんは、コロナ禍の2020年、ヘルシンキ大学に職を得て、生まれ育った京都からフィンランドへと移り住みました。幼い2人の子どもたちも一緒でした。
外国人である自分にも、地方選挙の投票案内が送られてきたこと。授業で技能実習制度について話すと、学生から笑いが起きたこと。日本での経験とは異なる「当たり前」に、たくさん出合いました。一方でフィンランドにも、閣僚による人種差別の扇動や、外国人労働者の搾取は存在します。そもそも「フィンランド」と「日本」を語ること、その文化や言語を比較するとは、どういうことなのかーー。
朝日新聞オピニオン面の連載「欧州季評」では、ナショナリズムの研究者としての思索、そして親としての経験をつづってきました。印象的な言葉をたどりながら、考えたことをあらためて語ってもらいます。
連載の編集を担当した高重治香論説委員と語り合います。朴さんの著書や、フィンランド・北欧に関心のある方も、ぜひご覧ください。
※事前収録したものを配信します。約3カ月間の見逃し配信も予定しています。
※2025年11月28日(金)20時の締め切りまでにお申し込みいただくと、11月28日(金)23時59分まで何度でもご覧いただけます。
出演者
※「プログラム欄」で顔写真ありの出演者紹介をつくる場合は、「出演者氏名」には社員の「名前(ふりがな)」を記入してください。また「メールアドレス」には、社員出演者の社用アドレスをいれてください。記者フォロー連携のためです。ゲストの名前・ふりがな・アドレスは不要です。 ※顔写真なしで「出演者欄」を作る場合は、「プログラム欄」のひな型は消して、こちらの欄に必要な文言を記載してください。
出演者
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朴 沙羅(ぱく・さら)さん社会学者(専門はナショナリズム研究)。1984年、京都市生まれ。京都大学大学院博士後期課程修了。神戸大学講師などを経て、2020年からヘルシンキ大講師。2025年秋から京都大学准教授。著書に『ヘルシンキ 生活の練習』『家(チベ)の歴史を書く』『外国人をつくりだす 戦後日本における「密航」と入国管理制度の運用』ほか。
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高重 治香(たかしげ・はるか)2004年に朝日新聞社入社。大分、群馬で勤務後、東京本社の文化部、経済部などで記事を書いてきた。オピニオン編集部にいた時に『ヘルシンキ 生活の練習』を読み、朴さんに連載を依頼した。現在は文化担当の論説委員として、文化や表現に関わる社説を書いている。ジェンダーの問題や、保育・教育にも関心がある。
関連コンテンツ
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外国人も投票・出馬するフィンランドの「当たり前」 日常にある政治:朝日新聞
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日本語は難しい? 文化の「本質」を語るとき、潜む前提:朝日新聞
オンライン配信期間
2025年08月22日(金)17:00〜
2025年11月28日(金)
23:59
※イベント自体は1時間ほど。配信期間内に何度でも視聴できます
申込締切
- 2025年11月28日(金)20:00
対象
- デジタル版有料会員
視聴料金=会員料金のみ
※紙面購読者の方は、新聞の告知欄に掲載される別のWebページから無料でお申し込みできます。告知の掲載日については、決まり次第、このWebページでお知らせします。
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