記者サロン「人は変われる~前科のある私が支援者になるまで」

イベント概要
新しくできた友人に前科のことをどこまで伝えるべきか。就職活動をするとき、履歴書に前科のことを書かなくてはならないのか。前科のある人は、切実な悩みをいろいろと抱えています。家族や職場で相談しても理解されず、孤立感を深めてしまうことも少なくありません。湯浅静香さん(45) は10年前、万引きにより3度目の逮捕となり、懲役1年11カ月の実刑判決を受けました。拘置所や刑務所で自身が薬物依存をベースにした窃盗の「依存症」だったと気づき、仮釈放後、元受刑者や依存症の当事者・家族を支援する一般社団法人「碧の森」を立ち上げました。
湯浅さん自身、前科があることを理由にした偏見や差別に直面することが少なくないといいます。それでも「人は変われる」ことを自分の姿で知ってほしいと、実名で顔を出して活動しています。前科のある人はどんな言葉に傷つき、どんな悩みを抱えているのか。周囲の人には何ができるのか。当事者である湯浅さんとともに考えます。
※事前収録したものを配信します。
※2026年2月27日(金)20時の締め切りまでにお申し込みいただくと、2月27日(金)23時59分まで何度でもご覧いただけます。
出演者
出演者
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湯浅静香(ゆあさ・しずか)さん一般社団法人「碧の森」代表理事。高校時代に援助交際、違法薬物などを経験し、卒業後はキャバクラで働き始める。すぐにナンバー1になったが、不規則な生活をきっかけに睡眠薬や向精神薬に加え、ギャンブルや買い物にも依存するようになった。2015年に実刑判決を受け、2016年に仮釈放後、ネイリストやキャリアコンサルタントなどの資格を取得。2年前から社会福祉士と精神保健福祉士の資格を取るために通信制大学にも通う。
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岡崎明子(おかざき・あきこ)朝日新聞編集委員。1993年に入社。広島、松本、長野支局などを経て、おもに医療報道に携わる。現在は、30~50代の女性の生きづらさをテーマに取材しており、毎週日曜日夕に配信されるニュースレター「イチ推しストーリー」編集長も務める。湯浅さんとは、刑法改正により2025年6月に施行された「拘禁刑」をめぐる勉強会で出会った。刑務所内で依存症に関する教育がほとんどなかったという指摘に深く共感した。
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オンライン配信期間
2025年11月14日(金)17:00〜
2026年02月27日(金)
23:59
※イベント自体は1時間ほど。配信期間内に何度でも視聴できます
申込締切
- 2026年2月27日(金)23:59
対象
- デジタル版有料会員
視聴料金=会員料金のみ
※紙面購読者の方は、新聞の告知欄に掲載される別のWebページから無料でお申し込みできます。告知の掲載日については、決まり次第、このWebページでお知らせします。
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