記者サロン「知られざる延暦寺」【会場開催あり】

イベント概要
歴史の教科書で習う比叡山延暦寺(大津市)は、世界遺産「古都京都の文化財」にも登録されています。平安時代に最澄が天台宗を開き、その後も法然や親鸞ら、各宗派の開祖たちが学んだ「日本仏教の母山」です。一方で戦国時代に織田信長による焼き打ちに遭うなど、多難な歴史を歩んできました。
そんな延暦寺の知られざる歴史や現代にも引き継がれる最澄の教えについて、天台宗の僧侶でもある落語家の露の団姫さんや延暦寺の僧侶、小寺照哉さんとともに紐解いていきます。
この秋には京都古文化保存協会主催の「非公開文化財特別公開」で、焼き打ちの約400年後の1980年に再建された法華総持院東塔が公開されます。最澄が全国6カ所の聖地に建てた宝塔の一つです。また、総本堂の根本中堂(国宝)では大規模な改修が続いており、文化財修理が抱える課題についても考えます。
※会場でのイベントは1時間程度、出演者によるトークセッションを開き、オンライン配信用に公開収録します。その後、会場参加者からオフラインで質問を受ける時間も設けます。
※オンライン配信は1時間程度の予定です。定員はありませんが、ご視聴のお申し込みが必要です。会場参加者の方も、オンライン配信を視聴できます。
出演者
出演者
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露の団姫(つゆの・まるこ)さん上方落語協会所属の落語家。兵庫県尼崎市の天台宗道心寺住職。1986年生まれ。幼い頃から仏教を学ぶ一方、落語も好き。そんな中、落語の創始者の初代・露の五郎兵衛が僧侶だったことを知る。高校卒業後の2005年にその流れをくむ露の団四郎へ入門。僧侶としては2011年に天台宗で得度、2012年に正式な僧となる。2016年、天台宗の一隅を照らす運動広報大使。2017年、なにわ芸術祭落語部門新人賞。テレビやラジオでも活躍中。
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小寺照哉(こてら・しょうさい)さん比叡山延暦寺僧侶。同寺総務部主事補。1994年生まれ。延暦寺の僧侶の長男で、2004年に出家得度。叡山学院卒業後、3年間比叡山の境内から出ることを許されず、日常生活の全てを修行とする「三年籠山行」、さらに「百日回峰行」「四種三昧」などの修行を成し遂げ、延暦寺一山霊山院住職となる。2020年に延暦寺の総本堂・根本中堂(国宝)の保存修理事業事務局副幹事に就き、改修事業に携わる。
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筒井次郎(つつい・じろう)文化部記者。1969年生まれ。世界遺産がライフワークで、世界中の420カ所を訪ねた。1993年に入社し、奈良や姫路、京都、延暦寺のある大津など世界遺産が身近な街で勤務。2022年から現職。文化庁や寺社・文化財、歴史分野を担当する。今年はジムで鍛えてダイエットに挑み、7カ月で16kg減を達成した。
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会場参加
14:00〜15:30
※公開収録は約1時間。その後、会場でオフラインの質問コーナーなどがあります。会場参加の方も後日オンライン配信をご覧いただけます。
会場
朝日新聞大阪本社アサコムホール (大阪市北区中之島2-3-18 中之島フェスティバルタワー12階)オンライン配信期間
2025年10月17日(金)17:00〜
2026年01月30日(金)
23:59
※配信期間内に何度でも視聴できます
定員
- 会場参加
130人程度 (希望者多数の場合は抽選をします) - オンライン配信
定員なし
申込締切
- 会場参加
2025年9月30日(火)23:59 - オンライン配信
2026年1月30日(金)20:00
参加方法
- 会場参加
定員は130人程度で、希望者多数の場合は抽選をおこないます。
※2025年10月2日(木)以降、参加可否およびイベント当日に関するご案内を、お申し込み時に記入したメールアドレスにお送りします。当日は必ずそのメール本文(印刷したものもしくはスマートフォン等にて本文を提示できるもの)をご持参ください。 - オンライン配信
お申し込み時に記入したメールアドレスに視聴リンク(URL)をお送りします。
対象
- デジタル版有料会員
視聴料金=会員料金のみ
※紙面購読者の方は、新聞の告知欄に掲載される別のWebページから無料でお申し込みできます。告知の掲載日については、決まり次第、このWebページでお知らせします。
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