記者サロン「選択できる社会へ ジェンダーをめぐる現在地」【会場開催あり】
イベント概要
法的に結婚した夫婦は必ず同じ姓を名乗らなくてはいけない。そんな制度は、いまや世界で日本だけ。「選べる制度にしては?」と国連の委員会から4度目の勧告を受ける事態になりました。 「ただ結婚したいだけ」という同性カップルの切なる願いも、いまだにかなえられません。
多様性と包摂をめざす世界の潮流と、どれほど離れているのでしょうか。なにが課題なのでしょうか。
女性のエンパワーメントなどに取り組んできた辻愛沙子さんを迎え、国連女性差別撤廃委員会の日本審査を取材した記者や、同性カップルの住民票に事実婚と同じ運用を全国に先駆けてはじめた長崎県大村市を取材する記者とともに、日本のジェンダーをめぐる現在地を確認し、未来をつくるヒントを探ります。
※ジュンク堂書店池袋本店で2月23日(日)16:00から公開収録イベントを開催します。オンライン配信は3月7日(金)20:00に開始します。会場では、オフラインで質問を受ける時間も設けます。
※会場参加の方も後日、オンライン配信を視聴できます。
出演者
出演者
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辻愛沙子(つじ・あさこ)さん株式会社arca代表取締役、クリエイティブディレクター。社会派クリエイティブを掲げ、「思想と社会性のある事業作り」と「世界観にこだわる作品作り」を軸に広告から商品プロデュースまで手がける越境クリエイター。リアルイベント、商品企画、ブランドプロデュースまで、幅広いジャンルでクリエイティブディレクションを手がけ、作り手と発信者の両軸で社会課題へのアプローチに挑戦している。2019年春、女性のエンパワーメントやヘルスケアをテーマとした「Ladyknows」プロジェクトを発足。2019年秋~2024年3月、日本テレビ系列の報道番組「news zero」にレギュラー出演。
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森岡みづほ(もりおか・みづほ)欧州総局記者。2015年入社。大阪社会部、国際報道部などを経て2024年2月から現職。国連などを担当し、2024年10月にスイス・ジュネーブで8年ぶりにおこなわれた国連の女性差別撤廃委員会の日本審査を現地で取材。朝日新聞ポッドキャストにも出演。日本がより多様性のある社会になることを願って国連の言葉を届けたいです。
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榧場勇太(かやば・ゆうた)長崎総局記者。2018年入社。北海道報道センター、政治部などを経て2024年4月から現職。事件や裁判、地方政治など担当。2020年に札幌で、同性婚を認めないのは憲法違反だとして、同性カップルが国を訴えた裁判で原告らを取材。2024年5月には担当する長崎県大村市が同性カップルの住民票に異性間の事実婚と同じ表記をはじめたことをきっかけに、全国に同様の表記をする自治体が増加。地方から国を動かす動きになるのではないかと感じ、取材を続けています。
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岡林佐和(おかばやし・さわ)経済部記者。2004年入社。千葉、秋田総局を経て東京経済部で省庁の政策や民間企業などを取材。ジェンダー平等を目指す朝日新聞の報道キャンペーン「Dear Girls」(現在は「Think Gender」)に立ち上げからかかわり、男女賃金格差や政治分野の女性参画、選択的夫婦別姓などジェンダーをめぐるテーマも多く手がけています。「日本、いろいろあるけど明日からもまたがんばろう」と元気のでるイベントをお届けしたいと思います。
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会場参加
16:00〜
※1時間30分ほどを予定しています。会場参加の方も後日オンライン配信をご覧いただけます。
会場
ジュンク堂書店 池袋本店 9階イベントスペース (東京都豊島区南池袋2-15-5)オンライン配信期間
2025年03月07日(金)20:00〜
2025年08月31日(日)
23:59
配信期間内に何度でも視聴できます
定員
- 会場参加
50人程度
(希望者多数の場合は抽選をします) - オンライン配信
定員なし
申込締切
- 会場参加
2025年02月13日(木)20:00 - オンライン配信
2025年08月31日(日)20:00
参加方法
- 会場参加
定員は50人程度で、希望者多数の場合は抽選をおこないます。
※2025年2月14日(金)以降、参加可否およびイベント当日に関するご案内を、お申し込み時に記入したメールアドレスにお送りします。当日は必ずそのメール本文(印刷したものもしくはスマートフォン等にて本文を提示できるもの)をご持参ください。 - オンライン配信
お申し込み時に記入したメールアドレスに視聴リンク(URL)をお送りします。
対象
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