記者サロン 「米中戦争」の行方 シャングリラ・ダイアローグから考える【会場開催あり】

イベント概要
米中の関係悪化が止まりません。アジア太平洋地域では中国軍の活動がより活発化し、米軍などとの緊張が高まっています。互いに高関税をかけあう貿易戦争も本格化。アジア地域でも米国離れを生みかねず、地域秩序が塗り替わる可能性があります。
二つの大国は、本物の戦いを防ぐことができるのか。アジアに暮らす私たちも、その争いに巻き込まれるのか。答えを探るとき、得がたい手がかりをつかめる現場があります。年に1回シンガポールで開催されるアジア最大の安全保障会議「シャングリラ・ダイアローグ」です。
この場にはアジア太平洋地域を中心に各国の国防部門トップらが集い、差し迫った危機を話し合います。今年はマクロン仏大統領もやってきます。本国なら取材が極めて難しい中国の軍幹部が演説し、記者の目の前で質問に答えることもあります。
米中の「戦い」を回避する知恵はあるのか、そして日本の進むべき道は――。中国政治が専門の江藤名保子・学習院大学教授を招き、会議の現場を取材する佐藤武嗣論説主幹、奥寺淳編集委員の2人と読み解きます。「SHIBAURA HOUSE」(東京)での会場開催では、読者のみなさんと直接語り合う場も設けます。
※会場でのイベントは、出演者によるトークセッションを1時間程度行い、オンライン配信用に公開収録します。その後、会場参加者からオフラインで質問を受ける時間も設けます。
※オンライン配信は1時間程度の予定です。定員はありませんが、ご視聴のお申し込みが必要です。会場参加者の方も、オンライン配信を視聴できます。
出演者
出演者
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江藤名保子(えとう・なおこ)さん学習院大学法学部教授。専門は現代中国政治、日中関係、東アジア国際情勢。スタンフォード大学国際政治研究科修士課程および慶應義塾大学法学研究科後期博士課程修了。博士(法学)。人間文化研究機構地域研究推進センター研究員、日本貿易振興機構アジア経済研究所副主任研究員、シンガポール国立大学東アジア研究所客員研究員、北京大学国際関係学院客員研究員などを経て現職。
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佐藤武嗣(さとう・たけつぐ)論説主幹。1993年、朝日新聞に入社。政治部で首相官邸、防衛省、外務省などを担当、平河キャップ、官邸キャップなどを経て政治部次長。2010年にフルブライト奨学生として米ジョージタウン大客員研究員、2013年米国防大学(NDU)客員研究員を経て2015年からワシントン特派員。2017年9月から編集委員(外交・安全保障担当)、2025年4月から現職。シャングリラ・ダイアローグは20年以上前から10数回にわたり取材。
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奥寺淳(おくでら・あつし)編集委員。産経新聞社を経て1996年入社。東京経済部などの後、中国の復旦大学に語学留学。2008年以降、香港、上海、北京、ワシントン、広州で特派員として米中関係や、自由都市だった香港が中国共産党の統制下に入る歴史的現場を取材した。中国と米国の担当デスクも。2011年の中国・温州での高速鉄道事故をめぐる報道でボーン・上田記念国際記者賞を受賞。シャングリラ・ダイアローグは、北京、ワシントン特派員のころから取材している。
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会場参加
14:00〜16:00
会場
SHIBAURA HOUSE (東京都港区芝浦3-15-4)オンライン配信期間
2025年06月13日(金)17:00〜
2025年09月30日(火)
23:59
※配信期間内に何度でも視聴できます
定員
- 会場参加
40人程度 (希望者多数の場合は抽選をします) - オンライン配信
定員なし
申込締切
- 会場参加
2025年5月21日(水)23:59 - オンライン配信
2025年9月30日(火)20:00
参加方法
- 会場参加
定員は40人程度で、希望者多数の場合は抽選をおこないます。
※2025年5月23日(金)以降、参加可否およびイベント当日に関するご案内を、お申し込み時に記入したメールアドレスにお送りします。当日は必ずそのメール本文(印刷したものもしくはスマートフォン等にて本文を提示できるもの)をご持参ください。 - オンライン配信
お申し込み時に記入したメールアドレスに視聴リンク(URL)をお送りします。
対象
- デジタル版有料会員
視聴料金=会員料金のみ
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