記者サロン「TSMCと水」

イベント概要
世界最大の半導体製造会社、TSMCが熊本県に建設した工場が2024年末に量産をはじめました。年内に着工する第2工場もあわせて、総投資額3兆円、うち1兆円超を日本政府が補助する国家プロジェクトです。
工場は、地域に莫大な経済効果をもたらす一方で、立地する町の年間使用量の最大約8割にあたる地下水をくみ上げる計画を立てていて、県内ではいま、地下水の保全に向けた関心や不安が高まっています。
熊本は、100万人が地下水を主な水源として生活する「日本一の地下水都市」と呼ばれます。阿蘇の噴火がつくりあげた地盤と、「土木の神様」加藤清正らが整備した農地での人間の営みが、琵琶湖の3.2倍といわれる水量の豊かな地下水を育みました。
その水盆のどまんなかにできた巨大工場は、地域をどう変えるのか。地下水を守ることはできるのか。研究を続ける専門家と一緒に考えます。
※事前収録したものを配信します。約3カ月間の見逃し配信も予定しています。
※2025年8月29日(金)20時の締め切りまでにお申し込みいただくと、8月29日(金)23時59分まで何度でもご覧いただけます。
出演者
※「プログラム欄」で顔写真ありの出演者紹介をつくる場合は、「出演者氏名」には社員の「名前(ふりがな)」を記入してください。また「メールアドレス」には、社員出演者の社用アドレスをいれてください。記者フォロー連携のためです。ゲストの名前・ふりがな・アドレスは不要です。 ※顔写真なしで「出演者欄」を作る場合は、「プログラム欄」のひな型は消して、こちらの欄に必要な文言を記載してください。
出演者
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市川 勉(いちかわ・つとむ)さん東海大学名誉教授。専門は「地下水水文学」や「水資源工学」。熊本市を拠点に、国内外で地下水に関する研究やフィールドワークを続けてきた。基本姿勢は「見えない地下水の世界を想像し、見える化すること」。熊本市の都市計画審議委員やくまもと地下水財団の評議委員長などを歴任。
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田中 杜旺(たなか・もりあき)さんKAB熊本朝日放送アナウンサー。2014年KAB入社。東京支社業務部を経て2016年4月に報道部に異動。アナウンサーに転身し、ニュース情報番組「くまもとLive touch」のMCを務める。TSMC担当記者として土地問題や地下水への影響などを取材。台湾取材も重ね、熊本と同様TSMC新工場が立地する高雄市の陳其邁市長への単独インタビューなどを行う。TSMC熊本工場においては全国のメディアで初めて工場内単独取材に成功した。ドキュメンタリー番組「半導体バブルの陰で」担当ディレクター。
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柏樹 利弘(かしわぎ・としひろ)KAB報道情報センター記者。2013年朝日新聞入社。横浜、鳥取総局、名古屋報道センターなどを経て23年9月からKABに出向。行政や経済を担当し、TSMCの開所前から、地価の高騰や交通渋滞の悪化などの問題を継続取材してきた。田中杜旺アナウンサーとともに取材成果をドキュメンタリー番組「半導体バブルの陰で」にまとめ、ANN系列で全国放送された。
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渡辺 淳基(わたなべ・じゅんき)朝日新聞記者。2024年に熊本総局に赴任。半導体工場の進出をめぐる地元企業や農家、行政機関の動きを取材してきた。これまでは金融やエネルギー、IT分野を担当、2014年からドバイ駐在。水が何よりも貴重な「アラビアのロレンス」の地で暮らすなかで、水資源に興味を持つようになった。
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オンライン配信期間
2025年05月16日(金)17:00〜
2025年08月29日(金)
23:59
※イベント自体は1時間ほど。配信期間内に何度でも視聴できます
申込締切
- 2025年8月29日(金)20:00
対象
- デジタル版有料会員
視聴料金=会員料金のみ
※初回のお申し込みに限り、お申し込み日から1カ月間は会員料金も無料でご利用いただけます。無料期間中に解約された場合、料金は発生しません。
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