子どもに初めて見せるファーストブックとして人気の絵本「だるまさん」シリーズが、発刊15周年を迎えました。シリーズの累計発行部数は900万部を超え、読み継がれています。作者のかがくいひろしさん(1955~2009年)は、28年間特別支援学校の教員として子どもたちに向きあい、50歳で絵本作家としてデビューし、54歳で病に倒れ、急逝するまでの間に「だるまさんが」を含む16作品を残しました。なぜ、今も多くの子どもたちを魅了するのか――。編集者の沖本敦子さんに、作品の魅力やかがくいさんの世界をエピソードを交えてお話していただきます。
Copyright © The Asahi Shimbun Company. All rights reserved. No reproduction or republication without written permission.