日本には、すでに多くの外国人が移り住み、労働者として、地域住民として、この社会を支えています。日本生まれの外国人、日本国籍を取得した元外国人なども含めて、さまざまなルーツを持つ人たちが暮らす社会です。わたしたちが「多民社会」と呼ぶ、そんな世の中になっているのが実情です。
「でも、その現実を直視していないのが、いまの日本の特徴です」
そう問題提起するのが、ゲストの国士舘大学の鈴木江理子さん。国境を越えた人の移動を専門に研究し、外国人の支援にもかかわってきた専門家です。
妊娠した技能実習生の強制帰国や入管収容者が死亡する事件などは、大きな社会問題となりました。新型コロナ感染拡大でも、あるいは、2008年のリーマンショックでも、不安定な立場に置かれた外国人は苦境に立たされました。非常事態によって、外国人の「弱さ」があらわになったのです。
産業や地域にとって、もはや外国人は欠かせない存在になっています。深刻な人口減少、労働力不足を背景に、この傾向は今後、さらに顕著になることでしょう。一方で、外国人が増えることに否定的な意見をもつ人がいるのも事実です。
今回は、記者サロン「多民社会×耕論」の第3弾。わたしたちは、移民社会という現実とどう向き合っていけば良いのか。鈴木さんと考えます。
第3回のお申し込みの締め切りは5月31日。お申し込みいただくと、5月31日まで何度でも視聴できます。
《出演者》
・鈴木 江理子さん (すずき・えりこ) 国士舘大学教授
専門は移民政策、労働政策、人口政策。NPO法人 移住者と連帯する全国ネットワーク(移住連)共同代表理事として、外国人の支援活動にも携わる。編著に「アンダーコロナの移民たち」、「入管問題とは何か 終わらない〈密室の人権侵害〉」など。
・聞き手 岡田 玄 朝日新聞オピニオン編集部記者
前サンパウロ支局長。日系人、留学生、技能実習生など外国人をテーマに取材を続けている。
■関連連載記事:気づけば「移民大国」 どうなる?日本への労働者(朝日新聞デジタル)
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第2回も、お申し込み、ご視聴できます。
第2回:ネパールから日本をめざす理由=4月30日まで
《出演者》
・ジギャン・クマル・タパさん かながわ国際交流財団職員、ネパール大使館通訳
・聞き手 岡田 玄 朝日新聞オピニオン編集部記者
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※日時は全て日本時間です。
配信開始 |
2023年3月3日20:30スタート(1時間30分ほど) ※2023年5月31日まで何度でもご覧いただけます。 |
参加費 |
無料
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参加方法 |
申し込みされた方に、視聴用URLをお送りします
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定員 |
なし
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申込締切 |
2023年5月31日20:00
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申込方法 |
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