人口減少にマイカーの普及、さらには2020年からコロナ禍で乗客が激減したローカル鉄道路線の存続が危ぶまれています。国鉄から路線を引き継いだJR各社は「自力での維持は困難」との姿勢を打ち出し、国も地方自治体に対して今後のあるべき地方交通の姿を検討するように促しています。
当たり前だった沿線風景は、これからどう変わるのでしょうか。ローカル線の見直しのあり方を議論した国の有識者検討会で座長を務めた東京女子大・竹内健蔵教授をゲストに招き、JR東日本の深沢祐二社長や全国知事会長の平井伸治・鳥取県知事のインタビュー映像などを交えてお伝えします。さらに、「廃線・バス化」が進む北海道の現状も紹介しながら、これからの「地域の足」の姿をみなさんと一緒に考えます。
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